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「飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号」株式会社ナチュラルラボへの投資実行について

「飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号」株式会社ナチュラルラボへの投資実行について

飛騨信用組合(理事長 大原 誠)と、ひだしんイノベーションパートナーズ株式会社(代表取締役社長 清水 和也)、全国信用協同組合連合会、REVIC キャピタル株式会社の4社が本年6月に共同で組成した「飛騨・高山さるぼぼ結ファンド2号」(以下、「本ファンド」)は、株式会社ナチュラルラボ(以下、「ナチュラルラボ」)による、有機質の土壌改良材である腐植(※1)の製造・販売を通じた環境保全型(循環型)農業(※2)の取り組みに対し、本日、投資実行し
ましたので、お知らせいたします。

なお、本件は、本ファンドの第1号投資案件となります。ナチュラルラボの腐植は、おからや天草等の食品製造において産業廃棄物として排出され、その処分にかかる費用が大きな負担となる天然由来の残渣を主原料とし、飛騨高山の「麦飯石水」と呼ばれるミネラル豊富な天然湧水を使用し製造されます。ナチュラルラボの腐植のような全ての原料を天然素材とした製品は少なく、リン鉱石等の天然資源をほとんど持たない日本においては、限りある肥料資源を保存し、生産者が安心して使える肥料として、底堅い需要があるものと期待されます。

ナチュラルラボの取り組む腐植技術は、既に石川県金沢市のレンコン農家で導入されており、2年間の腐植使用において、金沢市の代表的な作物である加賀レンコンの収穫量が約2割増加しました。また、品質が向上するといった結果も出ています。愛知県名古屋市に本社を有し、アイディア雑貨の製造・販売事業を展開する「株式会社わがんせ」代表取締役の金田弘克氏は、この腐植技術の社会性と将来性に着目し、ナチュラルラボの設立と腐植製造・販売の
事業化を決定するに至りました。ナチュラルラボは、このような残渣の有効活用を促進し、食品製造者の産業廃棄物処理費用という経済的負担を減らすことに加え、腐植の使用により育成・収穫された農作物が食品製造の原料とされ、排出された残渣を腐植の原料に再利用するといった持続性ある循環型農業の仕組みの構築を目指しています。

今回、本ファンドからは、ナチュラルラボに対して、腐植製造の設備資金を支援いたします。金田氏のイーコマース事業ノウハウを活用しながら、今後、日本の農業全体に広くナチュラルラボの腐植が流通していくことで、農業技術の躍進や農作物の更なる品質向上が期待されます。また、今回の投資実行を通じて、飛騨地域の経済活性化と同地域のブランド力向上にも寄与するものと期待しております。

今後も本ファンドは、地域活性化に取組む事業者への資金供給を通じ、飛騨・高山地域の経済発展に向けて全力を挙げて取組んでまいります。

(※1)腐植(ふしょく)とは、土壌中に集積した動植物の遺骸が腐敗分解して生じた物質で、普通、黒色を呈します。土壌の有機
的成分として重要で、土壌の性質や生産力に影響を与えます。
(※2)環境保全型農業とは、「農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和等に留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥
料、農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業」を言います(農林水産省 環境保全型農業の基本的
考え方より)。化学肥料や農薬等の有害物質についての社会的関心は徐々に高まっており、安心安全な農作物を求める
消費者の声は強くなっています。

投資先の概要

会社名

株式会社ナチュラルラボ

本社住所

岐阜県高山市清見町夏厩地内

代表者

金田 弘克

事業内容

腐植の製造・販売事業

【参考資料】腐植の生成過程

本件に関するお問い合わせ先

ひだしんイノベーションパートナーズ株式会社
担当:都竹 電話番号(0577)37-5080