金融円滑化に向けた取り組み

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中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律
第7条第1項に規定する説明書類について

飛騨信用組合は、地域金融機関として、お客さまへの円滑な資金供給、地域金融の円滑化を最も重要な社会的役割の一つと捉え、その実現に取組んでおります。

今般、地域における金融の円滑化を実現するため、「金融円滑化に関する基本方針」を定め、適切な対応を行う体制を整備するとともに、「中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律」(以下「中小企業金融円滑化法」といいます)の第7条第1項に規定する説明書類を作成しましたので、お知らせします。
これからも、地域金融機関として、一層の金融円滑化に向け、お客様のお借入れ条件の変更などに関するご要望・ご相談に積極的に取組んでまいります。

Ⅰ 金融円滑化に関する基本方針および体制の概要

1.貸付条件の変更等の申し込みに対する対応状況を適切に把握するための体制の概要

当組合は、中小企業者及び個人のお客様から、貸付けの条件の変更等に関する申込があった場合は、当組合の業務の健全かつ適切な運営の確保に留意しつつ、申込みに至った背景や事情、事業や収入に関する将来の見通し、財産その他の状況を総合的に勘案し、貸付けの条件を変更させていただくなど、積極的かつ柔軟に対応しております。
また、その対応状況を適切に把握するため、以下のとおり体制を整備しております。

(1)相談・申込み受付け体制の整備

① 当組合は、以下のお客様からの相談・申込みに対応するため、金融円滑化管理統括部(融資部)、各営業店に「金融円滑化相談窓口」を設置しております。

ⅰ)業績不振による倒産・廃業、受注減少や売上減少による減収など、不安定な経済情勢の影響(状況)等によりご返済が困難となった中小企業のお客さま。
ⅱ)勤務先の倒産による解雇、リストラによる転職・退職・出向による減収、業績悪化などによる給与・ボーナスの減収、超過勤務減少による減収など、勤務先等の事情により返済が困難となった住宅資金借入者のお客さま。

② お客さまの利便性向上のため、金融円滑化管理統括部(融資部)に「フリーダイヤル」、各営業店に「金融円滑化相談窓口」を設置しております。

〔金融円滑化に関する相談窓口の概要〕

区分 責任者・担当者 役割
本部 融資部 金融円滑化に関する相談等窓口の設置、及び顧客への周知
相談・金融円滑化面談シート記載事項の検証
金融円滑化管理担当者及び役職員からの報告・相談に対する対応及び協議
関係部店の金融円滑化管理担当者等との連携
関係各部部長 金融円滑化管理統括部(融資部)への報告
関係各部職員 相談・申込みの対応(内容の記録)
関係各部部長への報告
各営業店 営業店長 相談・金融円滑化面談シート記載事項の検証
金融円滑化管理統括部(融資部)への報告
営業店職員 相談・申込み案件の情報収集
相談・申込みの対応(相談・金融円滑化面談シートへの内容の記録)
営業店長への報告

体制図

(2)貸付けの条件の変更等に係る案件管理体制の整備

貸付けの条件変更等の申込みに対する対応状況を適切に把握・管理するため、理事会が金融円滑化管理担当理事を選任し、融資部を金融円滑化管理統括部として設置したほか、金融円滑化管理統括部が担当理事の指示に従い融資部長を金融円滑化管理責任者として指名し、金融円滑化管理責任者の指名により本部各部長及び営業店統括店長(エリア長)を金融円滑化管理担当者として配置しております。

区分 担当理事・責任者・担当者 役割
本部 金融円滑化管理担当理事 金融円滑化管理態勢の整備・充実・強化
金融円滑化管理責任(融資部長) 金融円滑化管理態勢に係る基本的事項の立案金融円滑化管理に関する法令等の遵守状況の把握・点検、並びに金融円滑化管理態勢上の問題点の把握
金融円滑化管理に関する問題の発生ないし発生の懸念がある場合の事実関係に関する必要な調査金融円滑化管理態勢の進捗状況・問題点等についての理事会等への報告
金融円滑化管理の状況に関する説明書類の開示及び監督当局に対する報告書類の管理
金融円滑化管理統括部(融資部) 金融円滑化に係る情報の集約、並びに当該管理に対する対応の進捗状況及び処理指示の一元的な統括・管理
金融円滑化管理に係る理事会等の議決、決定の実施に係る管理
関係部店の金融円滑化管理担当者との連携及び金融円滑化管理に係る会議の実施
金融円滑化管理に関する研修の実施金融円滑化管理の対応に関する指導・支援等
関係法令等に違反し、違反するおそれのある事実を発見した場合のリスク統括部への報告
金融円滑化管理に関する問題が発生し、または発生するおそれがある場合の報告の徴求及び事実関係の調査、並びに対応策・改善策の策定
法令等に基く開示・説明書類の作成及び管理
本部・営業店 金融円滑化管理担当者
(本部各部長・営業店統括店長(エリア長))
所属部店における金融円滑化管理に関する法令等の遵守状況の把握・点検及び金融円滑化
管理統括部(融資部)への報告
所属部店における金融円滑化管理態勢の問題点の把握及び金融円滑化管理統括部(融資部)への報告並びに金融円滑化管理統括部(融資部)の指示に基づく改善対応等所属部店における研修の実施
営業店 営業店長 自店における金融円滑化の進捗状況等の管理
関係各部・各営業店との連携
他金融機関等との連携
経営再建計画の策定支援など金融円滑化に関する支援

① 相談・申込みに対する管理

ⅰ)本部及び各営業店の役職員は、お客さまからお伺いした相談及び希望される貸付けの条件変更等の内容、申込みに至る経緯、他金融機関を含めた借入状況等を記録しております。
また、金融円滑化管理統括部(融資部)は、その記録の内容に不備がないか確認しております。
ⅱ)本部及び各営業店の役職員は、貸付けの条件変更等に関する相談・申込みに対し、迅速な検討・回答を行うため、金融円滑化管理統括部(融資部)に貸付けの条件変更等に係る情報を報告しております。
ⅲ)金融円滑化管理統括部(融資部)は、貸付けの条件変更等の相談・申込みに対する対応・進捗状況等を一元的に把握・管理しております。
また、関係部店との間で、貸付けの条件変更等の相談・申込みに係る情報を共有化しております。
ⅳ)本部及び各営業店の役職員は、貸付けの条件変更等に関する相談・申込みに対し、誠実に対応するため、お客さまとのこれまでの取引関係やお客さまの理解、経験、資産の状況等に応じて、適切かつ丁寧に説明しております。
ⅴ)受付けた申込みの進捗状況が著しく長期化していること等による問題の発生又は発生するおそれがある場合には、金融円滑化管理担当者及び金融円滑化管理統括部(融資部)
が速やかに調査を行い、原因を確認しております。
また、金融円滑化管理統括部(融資部)は再発防止策等を検討・策定し、本部及び営業店の金融円滑化管理担当者を通じて、対応・改善の監督・指導を行っております。
ⅵ)本部及び各営業店の役職員は、中小企業者のお客さまが条件変更対応保証制度の利用を希望する場合には事業の改善又は再生の可能性を説明する文書を作成し、信用保証協会に交付しております。
ⅶ)本部及び各営業店の役職員は、中小企業者のお客様に対し、経営再建計画の策定支援及び見直しの相談を行っております。

② 審査中、取下げ、謝絶、実行に対する管理

ⅰ)貸付けの条件変更等に関する申込み及び審査において、お客さまの実情にそぐわない担保・保証の要求、貸付けの条件提示、金利の引下げ等を行っていないか金融円滑化管理担当者及び金融円滑化管理統括部(融資部)が確認しております。
ⅱ)金融円滑化管理統括部(融資部)は、貸付けの条件変更等に関する申込みの審査において、迅速な回答が困難になった場合は、速やかに金融円滑化管理担当者または営業店長ないし営業店融資担当者に報告し、その理由をお客さまに説明しております。
ⅲ)お客さまが貸付けの条件変更等の申込みを取下げる場合には、その意見を確認させていただき、金融円滑化面談シート及び交渉記録簿に取下げ理由を明確に記載の上、営業店長による確認を経て、金融円滑化管理統括部(融資部)に報告しております。
ⅳ)貸付けの条件変更の申込みを謝絶する場合には、これまでの取引関係やお客さまの知識及び経験等を踏まえ、謝絶に至った理由をできる限り速やかに、かつ丁寧に説明しております。
また、謝絶に至った理由及びその説明時の状態を可能な限り具体的に記録しております。
ⅴ)貸付けの条件変更等の申込みを実行する場合には、その審査結果をお客さまへ伝え、速やかに所定の手続きを行っております。
ⅵ)金融円滑化管理統括部(融資部)は、貸付けの条件変更等に関する申込みに係る審査中、取下げ、謝絶、実行の事項について、それぞれの貸付けの債権額及び件数の集計・管理を行っております。

③ 記録の保存、役員等への報告、研修に対する管理

ⅰ)貸付けの条件変更の相談・申込みに係る記録の書類は、営業店が適切に管理・保存し、融資部がコピーにて変更記録を共有しております。
ⅱ)金融円滑化管理の状況に関する説明書類の開示及び監督当局に対する報告書類は、金融円滑化管理統括部(融資部)が適正に作成及び管理しております。
ⅲ)金融円滑化管理担当理事及び責任者は、関係各部及び各営業店において、貸付けの条件変更の申込みに適切に対応するため、金融円滑化管理統括部(融資部)からの対応状況・
問題点に関する報告を取りまとめ、定期的又は必要に応じて随時、理事会等に報告しております。
ただし、経営に重大な影響を与えるおそれがある場合又は、顧客の利益が著しく阻害されるおそれがある場合には、速やかに理事会に報告しております。
ⅳ)理事会は、貸付けの条件変更等の相談・申込みの対応状況・問題点に関する報告を分析・評価のうえ、必要に応じて、金融円滑化管理担当理事及び金融円滑化管理責任者に改善策を指示し、その対応・改善状況を継続的に検証しております。
ⅴ)金融円滑化管理統括部(融資部)は、貸付けの条件変更の申込みに適切に対応を監督・指導するため、定期的又は、必要に応じて随時、金融円滑化管理に関する研修計画を立案し、直接又は金融円滑化管理担当者、営業店長を通じて、役職員に対し研修を実施し周知徹底を行っております。

④ 他金融機関等との連携に対する管理

ⅰ)他の金融機関から借入を行っているお客さまから貸付けの条件変更等の申込があった場合には、融資部が守秘義務に留意し、お客さまの同意された範囲内で、個別の申込み案件毎に、当該金融機関等間で相互に貸付の条件変更等に係る情報の確認を適正に行っております。
ⅱ)貸付けの条件変更の申込みを受けた他の金融機関から当該申込みを行ったお客さまの貸付の条件変更等に係る情報について照会を受けた場合には、金融円滑化管理統括部(融資部)が守秘義務に留意し、お客さまの同意された範囲内で、個別の申込み案件に係る事項に限り、これに応じております。
ⅲ)貸付けの条件変更等に係る他金融機関との情報の確認内容の記載書類については、お客さまとのトラブルを回避するため、金融円滑化管理統括部(融資部)または営業店において適切に管理・保存しております。

2.苦情相談を適切に行うための体制の概要

貸付けの条件変更等に関する苦情相談に対して誠実かつ適切に対応するため、当組合の本部、
各営業店にご相談受付窓口を設置し、以下のとおり体制を整備しております。
〔金融円滑化に関する相談等窓口の概要〕

区分 責任者・担当者 役割
本部 リスク統括部長 相談・申込みに係る苦情・相談等記録シート記載事項の
点検
金融円滑化管理統括部(融資部)への報告
お客さまの利益を著しく害するおそれがある場合、又は
法令等に違反するおそれがある事案に対する関係各部・
各営業店との協議
再発防止策等の周知、指導
リスク統括部
職員
相談・申込みに係る苦情相談の対応(内容の記録)
関係部長への報告
各営業店 営業店長 相談・申込みに係る苦情・相談等記録シート記載事項の
点検
リスク統括部への報告
お客さまの利益を著しく害するおそれがある場合、又は
法令等に違反するおそれがある事案に対する関係各部・
各営業店との協議
再発防止策等の周知、指導
営業店職員 相談・申込みに係る苦情相談の対応(内容の記録)
営業店長への報告

(1)お客さまからの苦情相談をお受けするため、当組合の本部・各営業店にご相談受付窓口、本部にフリーダイヤルを設置しております。
(2)本部及び各営業店の担当者は、貸付けの条件変更等に係る苦情相談を受けた場合には、苦情・相談等記録シートに苦情相談の内容を記録しております。
(3)関係部長及び各営業店長は、苦情・相談等記録シートを毎営業日点検し、リスク統括部に報告しております。
(4)苦情・相談等記録シートは、リスク統括部において、適切に管理・保存しております。
(5)金融円滑化管理担当理事及びリスク統括部長は、本部及び各営業店において、誠実かつ適切に苦情相談を解決するため、リスク統括部からの対応状況及び再発防止策等に関する報告を取りまとめ、定期的又は必要に応じて随時、理事会等に報告しております。
ただし、お客さまの利益を著しく害するおそれがある場合、又は法令等に違反するおそれがある事案については、融資部(金融円滑管理統括部)及びコンプライアンス責任者と協議し、速やかに理事会に報告することとしております。
(6)理事会は、貸付けの条件の変更等に係る苦情相談の対応状況及び再発防止策等に関する報告を分析・評価のうえ、必要に応じて金融円滑化管理担当理事及び責任者に体制の見直し等を指示し、その対応・改善状況を継続的に検証しております。
(7)金融円滑化管理責任者及びリスク統括部は、申出があった苦情相談について、関係各部及び各営業店と協力して問題の解決に努めております。
(8)融資部(金融円滑化管理統括部)及びリスク統括部は、貸付けの条件変更等に係る苦情相談に対して、誠実かつ適切な対応及び再発防止について監督・指導するため、定期的又は必要に応じて随時、金融円滑化管理に関する研修計画を立案し、直接又は金融円滑化管理担当者を通じて、役職員に対し研修を実施し周知徹底を行っております。

3.債務の弁済に係る負担の軽減に資する措置(貸付けの条件変更等)をとった後において、改善又は再生のための支援を適切に行うための体制の概要

当組合は、貸付けの条件変更等を行った中小企業者のお客さまの経営再建計画の進捗状況を継続的に把握・検証し、経営再建計画の見直しの支援及び経営相談・指導等によるコンサルティング機能(各分野の専門家との連携を含む)の発揮や、ビジネスマッチングの開催等、当組合の情報機能やネットワークを活用した支援に取り組んでおります。
また、他金融機関、企業再生支援機構、事業再生 ADR 解決事業者、中小企業再生支援協議会などの外部機関との連携による再生手法を活用するため、以下のとおり体制を整備しております。

区分 責任者・担当者 区分 責任者・担当者 役割
本部 融資部長
(金融円滑化管理責任者)
経営再建計画の見直しの策定支援及び進捗
状況等の全般の統括
経営相談、経営指導の対応状況の統括
融資部
(金融円滑化管理統括部)
経営再建計画の見直しの策定支援
関係各部・各営業店との連携
他金融機関等との連携
経営改善・事業再生支援の取り組み
本部・営業店 本部各部長・営業店統括店長
(エリア長)
(金融円滑化管理担当者)
経営再建計画の見直しの策定支援及び進捗
管理
経営相談、経営指導の対応
関係各部・各営業店との連携
融資部(金融円滑化管理統括部)への報告
各営業店 営業店長 経営再建計画の見直しの策定支援及び進捗
管理
経営相談、経営指導の対応
関係各部・各営業店との連携
融資部(金融円滑化管理統括部)への報告
営業店職員 経営再建計画の見直しの策定支援及び進捗
管理
経営相談、経営指導の対応
営業店長への報告

(1)融資部(金融円滑化管理統括部)と各営業店が連携して、実現性の高い経営再建計画の策定支援とその後のフォローアップを行なっております。
(2)融資部(金融円滑化管理統括部)と各営業店が連携して、中小企業再生支援協議会等や外部コンサルタントを活用し経営改善・事業再生支援の取組みを行なっております。
(3)金融円滑化管理担当理事及び責任者は、関係各部及び各営業店において、経営改善・再生支援が適切に行われるため、融資部(金融円滑化管理統括部)からの対応状況・問題点に関する報告を取りまとめ、定期的又は必要に応じて随時、理事会等に報告しております。
ただし、経営に重大な影響を与えるおそれがある場合又は、顧客の利益が著しく阻害されるおそれがある場合には、速やかに理事会に報告し周知徹底を行なっております。
(4)理事会は、経営改善・再生支援の対応状況・問題点に関する報告を分析・評価のうえ、必要に応じて、金融円滑化管理担当理事及び責任者に改善策を指示し、その対応・改善状況を継続的に検証しております。
(5)融資部(金融円滑化管理統括部)は、経営改善相談及び再生支援が適切に行われるため、定期的又は必要に応じて随時、研修計画を立案し、直接又は各分野の専門家を通じて、役職員に対し、目利き能力の向上等を図るために研修を実施し周知徹底を行なっております。

Ⅱ 法第4条に基づく措置の実施状況

(別表1)貸付けの条件の変更等の申込を受けた貸付債権の額
[債務者が中小企業者である場合]
別表1

(別表2)貸付けの条件の変更等の申込を受けた貸付債権の数
[債務者が中小企業者である場合]
別表2

Ⅲ 法5条に基づく措置の実施状況

(別表7)貸付けの条件の変更等の申込を受けた貸付債権の額
[債務者が住宅資金借入者である場合]
別表7
(別表8)貸付けの条件の変更等の申込を受けた貸付債権の数
[債務者が住宅資金借入者である場合]
別表8

金融円滑化法期限到来後の条件変更等の実施状況

(別表4)貸付けの条件の変更等の申込を受けた貸付債権の数
[債務者が中小企業者である場合]

*各欄の数字は、平成21年12月4日から各期末までの累積件数を記載。

(別表5)貸付けの条件の変更等の申込を受けた貸付債権の数
[債務者が住宅資金借入者である場合]

*各欄の数字は、平成21年12月4日から各期末までの累積件数を記載。